エクササイズや心を落ち着けるポーズとして、日本でも広く知られているヨガ。ヨガは激しいスポーツではないからこそ、シニア世代の健康増進におすすめです。
シニアの趣味として、何か新しいことをはじめたいのなら趣味としてヨガに取り組んでみてはいかがでしょうか？
この記事ではシニアがヨガをはじめるべき理由や、ヨガをするときの注意点をご紹介します。
シニアこそヨガをはじめるべき理由
シニアこそ、健康のためにヨガをはじめてみませんか？シニアが無理なくできる運動として、ヨガは最適です。
ゆったりとした動きで体力がなくてもできる
ヨガはダイエットのための運動ではなく、しなやかな体を作り気持ちを落ち着かせるためのポーズをとるもの。
長時間つらい体勢をとるイメージがありますが、実際は老若男女問わず無理なくできるソフトなポーズが多いのです。運動経験がない初心者でもはじめやすく、体力がない状態でも5分などの短時間からスタートできます。
さらにシニアヨガは、健康増進のサポートが大きな目的です。シニアに多い体力低下、未来への不安などの精神的な悩みなど、抱えている問題はさまざまあります。
ヨガは体力をつけるちょっとした運動として最適です。さらに呼吸法や瞑想法を取り入れていて、体力がつくと同時に心と向き合う方法も学んでいけるのです。
椅子に座ったままや寝たままでもできる
ヨガのポーズは必ず床に座って行うものではありません。中には椅子に座ったままでもできるポーズがたくさんあるため、膝や腰の痛みがあり、長時間地面に座っていられない人やあぐらが難しい人でも安心です。
また、寝起きや寝る前にできる寝たままのポーズもあるため、その日の体調や健康状態に合わせて自分のペースでできるのです。
日常生活の隙間時間にヨガができる
ヨガは教室に通って習うこともできますが、ちょっとした隙間時間に気軽に取り入れられるため続けやすいところも魅力です。
1つのポーズは30秒から1分程度のため、家事の合間やテレビを見ながらなど、本当にちょっとした空き時間に続けられます。体力的にこまめにヨガ教室に通うことが難しい人も、ポーズをいくつか覚えれば隙間時間にできます。
また、オンラインでもシニアヨガを学べるところは増えており、場所を選ばず趣味としてはじめられるところもおすすめポイントです。
必要な道具はヨガマットがあれば便利というくらいで、マットがなくともポーズをとることができます。スポーツの中には道具や服を用意する必要があるものも多いですが、ヨガに必要なのは体だけなのでいつでも無料ではじめられる趣味なのです。
シニアヨガで期待できる効果とは？
シニアヨガによる効果は、日常生活を健康に送るために必要な足腰の筋肉が自然とついていくところです。
年齢を重ねるごとにどうしても筋肉量は減ってしまうもの。筋肉が衰えると腰が曲がったり、ちょっとの段差でつまづいたりと大怪我の原因につながります。
一度の怪我をきっかけに入院や寝たきりになってしまったという結果にもなりかねません。ヨガはゆっくりとポーズをとるうちに、少しずつ必要な筋肉がついていきます。足腰を支える筋肉を無理なくつけられるため、健康寿命を延ばすためにもはじめてみてはいかがでしょうか。
また、ヨガは深い呼吸を繰り返すことで、癒しの効果を得られます。ヨガのポーズをとり、呼吸法を試しているうちに自然と気持ちが前向きになっていきます。
おひとりさまやおふたりさまのシニアにとって、漠然とした不安や過去の後悔に悩んでしまうときもあります。ヨガはシニア生活を楽しく送るため、悩みを取り払い頭の中を無にする時間を作れるのです。
シニアがヨガをするときの注意点
シニアがヨガをするにあたって、気をつけたいポイントもあります。安全に楽しくヨガをするために次のことを意識してみてはいかがでしょうか。
転倒しないような安全なポーズをとる
ヨガはレベルによっては、高いバランス感覚を求められるポーズがあります。そのようなポーズを無理に挑戦すると、転倒や関節を痛めるなどの怪我につながってしまいます。
シニアヨガで意識したいのは、頑張りすぎないように自分のペースでやることです。今ある体力のことを考えながら、少しずつレベルアップしていきましょう。
体調が悪い日はヨガを控える
ヨガは習慣にしたいものですが、体調がすぐれない日まで無理にポーズをとることは体の負担になる可能性があります。
特に関節に違和感があるときや、だるい、息苦しいなどの不調は、ヨガを休んでゆっくりと過ごすことが大切です。体調が悪いときは、寝そべってできる呼吸法などを取り入れることで、気持ちが楽になるケースもあります。
その日の様子に合わせてヨガを続けていきましょう。
自己流のポーズに注意する
ヨガは学ぼうと思えば本や動画でもポーズをチェックできます。しかし、間違ったポーズをとっていると、関節を痛める可能性があります。
ポーズの取り方がわからないものは無理をせず、できるものからはじめましょう。可能であればシニアヨガに通って、ポーズの基本を学びましょう。
まとめ
シニアヨガは体力づくりや精神を整える方法としておすすめです。何歳からでも始められるため、シニアの新しい趣味として取り組んでみてはいかがでしょうか？
投稿者プロフィール
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株式会社 WishLane 代表取締役
一般社団法人包括あんしん協会 代表理事
【資格】
おひとりさま終活士
CFP®（ファイナンシャルプランナー）
終活アドバイザー®
高齢者住まいアドバイザー
家族に恵まれなかった幼少時代の不安と孤独を突破し、今は3世代同居の幸せ家族。
独りで誰にも看取られず亡くなる顧客を何人か見送った。そして幼少の頃の孤独と重なり「孤独で苦しむ人を減らしたい」と熱い想いから、おひとりさま・おふたりさまの支援の実務をスタート。
「お金」「心身」「人」の３要素が環境や年齢とともに一人で自力ではどうにもならない時が訪れます。その時に、私たちが家族のように寄り添うサポート事業を運営。
まｔ、このような支援が出来る「おひとりさま終活士」の輩出活動中。
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