終活

シニアこそ腸活!腸にいいヨーグルトの選び方・食べ方

更新日:

シニアになると、腸などの内臓機能が衰えてしまいます。腸は体調を司るもっとも大切な場所と言われており、近年は「腸活」ブームが起きるほど、腸にいい食事や習慣を身につけることが大切と言われています。

そんな腸活の中でも、効率的に栄養と腸にいい菌をとれる食材がヨーグルトです。この記事では腸にいいヨーグルトの選び方と、食べ方についてくわしくご紹介します。

ヨーグルトが腸活に役立つ3つの理由

ヨーグルトが腸活におすすめである、3つの理由についてくわしくご説明します。

手軽で続けやすい

ヨーグルトは比較的価格が安く、どこにいても購入できる続けやすさが魅力です。

腸活には無糖のヨーグルトがおすすめですが、スーパーはもちろん、コンビニや駅の売店など全国各地にある場所で購入できます。

また、ヨーグルトは飲むタイプもあり、スプーンを使ってゆっくりと食べる時間や場所がない人でも、無理なく続けられるところが魅力です。

ビフィズス菌で腸内環境を整えられる

ヨーグルトはビフィズス菌や乳酸菌が配合されています。これらの菌は腸内環境を整えるために欠かせない、善玉菌の元になるのです。

腸活は腸の善玉菌を増やし、腸内環境を改善することが目的です。免疫系そのものに作用する結果、ウイルスに負けづらい健康的な体づくりにも役立つのです。

近年では腸活の結果、花粉症の症状が落ち着いたという経験談が多く見られるのは、この腸内環境の改善によって、免疫系が改善したことが関係していると言われています。

それだけ体にとってうれしい結果を得られることが、ヨーグルトの効果なのです。特にシニアにとって、ウイルスに負けない免疫力を高めることはとても大切です。

アレンジしやすく飽きづらい

ヨーグルトはアレンジによって、よりおいしく、栄養豊富な食材になるところも大きな魅力です。

たとえば、同じく腸内環境を整えるオリゴ糖をかけて、甘みを出したりドライフルーツ、バナナといったフルーツ類と混ぜれば、食物繊維やビタミン類もしっかりと摂取できるのです。

ヨーグルトの効果的な食べ方とは?

ヨーグルトの腸活効果を高めるために、意識したい食べ方やタイミングなどをご紹介します。

できるだけ食前に食べる

ヨーグルトを食べるのなら、食事の後よりも空腹時がおすすめです。ヨーグルトを効率的に吸収できるだけでなく、血糖値の急上昇を防ぐ効果も期待できるのです。

食後に食べるのなら2〜3時間後

食後にヨーグルトを食べる場合は、食事をしてすぐだと胃酸によって善玉菌が死滅するリスクがあるため避けることがポイントです。

ある程度胃酸の分泌が落ち着く、食後2〜3時間程度の時間帯に食べましょう。

たとえば、朝食と昼食の間、昼食から夕食の間のおやつタイムに、ヨーグルトを食べることで乳酸菌を生きたまま腸に届けられる可能性が高まるのです。

ヨーグルトは朝よりも夜がおすすめ

ヨーグルトを食べるタイミングで特にこだわりがないのなら、夜に食べることをおすすめします。特に就寝の2〜3時間前なら、活発に腸が活動する就寝中に、善玉菌の働きをサポートできるのです。

そのまま翌朝の老廃物の排出にも役立つため、意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。

ヨーグルトにおすすめのトッピング

ヨーグルトに合わせるのなら、ビタミンやタンパク質、ほかにも菌の働きをサポートするものを合わせましょう。

ヨーグルトはできるだけ無糖を選び、砂糖で甘くしすぎないことが大切です。自然な甘さや風味の変化をつけられる、おすすめ食材は次のとおりです。

・きなこ
・ドライフルーツ
・バナナ
・ココア
・オレンジなどの柑橘類
・冷凍いちごやブルーベリー
・はちみつ
・すりごま
・アーモンドやカシューナッツなどナッツ類

はちみつやオリゴ糖は善玉菌のエサになります。ほかにも、ヨーグルトとともに食物繊維や、タンパク質をとれるきなこ、すりごまもおすすめです。

すりごまときなこは相性がいいため、両方を一緒にヨーグルトに入れて食べることも、風味が豊かになっておすすめです。

ドライフルーツやバナナなどは、ビタミンや食物繊維をとりつつも満腹感を得られます。

乳糖不耐症はヨーグルトの食べ過ぎに注意しよう

ヨーグルトは腸活に有効な食材ですが、牛乳が主成分のため乳糖不耐症の人が食べてしまうと、下痢や便秘を引き起こすリスクがあります。

これは、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロ鳴るなどの症状が特徴で、日本人のうち8割が実は乳糖をきちんと分解できないと言われています。

するとかえって、腸内環境が乱れるリスクがあるため、牛乳やヨーグルトによってお腹の調子が悪くなる人は要注意です。乳糖が入ったヨーグルトではなく、ほかの乳酸菌が入った食材やサプリメントなどの服用がおすすめです。

まとめ

ヨーグルトは腸活のポイントである、善玉菌を効率よく摂取できると同時に、不足しやすいカルシウムやタンパク質などの栄養もとれるところが魅力です。

フルーツやナッツなどのアレンジをして、デザートや間食として適度にヨーグルトを食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

土屋 福美子
土屋 福美子
一般社団法人 包括あんしん協会 理事
株式会社 WISHLANE 取締役

【資格】
ファイナンシャルプランナー
おひとりさま終活士
終活アドバイザー
不動産後見アドバイザー

お金だけでは解決できない想いを叶え、生きた証を後世へ橋渡しするためのライフシフトナビゲーター。
5000人超の保険コンサルティング実務経験から「お金、心、身体」のトータルサポートが必然だと実感しています。100年人生を生き抜く時代。
人生の終焉に自分の願う最後の言葉が残せるように笑顔と実現力を引き出すためのあなたの一生涯サポーターとして活動しています。

-終活

Copyright© 株式会社ウィッシュレーン , 2024 AllRights Reserved.