「冬になると気分が落ち込んでやる気が出ない…」
「冬は食欲が増してしまい、体重管理ができない」
このような冬に起きる体調の変化に悩んでいませんか?
不調の原因は冬だからこそ起きる冬季鬱の可能性が考えられるのです。
この記事では冬季鬱の原因と主な症状、また冬季鬱の予防や対策方法をご紹介します。
冬季うつの症状
- やる気の低下
- いつも眠い
- 体がだるく疲れが取れない
- 食欲が増えて体重が増えた
- 気分に波があって落ち込みやすい
うつ病と言えば不眠や食べられないなどの症状をイメージする方が多いですが、当期鬱の場合は寝ても寝ても眠い状況が続きやすいです。
また特に炭水化物を食べたい気持ちになりやすく、気づけば体重が増加することもあります。
冬季うつを引き起こす原因
冬季うつの原因は、体に浴びる「光」が不足していることです。
冬は日照時間が短く、天候が崩れやすいためどうしても体に太陽光が当たる時間も少ないのです。
すると、日光が当たることで作られるセロトニンが不足する状況になってしまいます。セロトニン不足は、体内時計を司るメラトニンの分泌も遅れる結果につながります。
睡眠の質の低下、抑うつ状態を引き起こし、体の不調や不安定な心の原因になります。
冬季うつを予防するには?
鬱を予防するには、日ごろから健康的な生活を意識することが大切です。
特に心がけたい3つのポイントをご紹介します。
朝からしっかり日光を浴びる
冬季鬱の予防に最も効果的なのは、毎日午前中のうちに太陽の光を浴びることです。
最近は冬の寒さだけでなく、新型コロナの影響により自宅で過ごす時間が増える人も多いです。その結果認証時間の間に、外に出る機会が減り体内リズムが乱れやすくなってしまうのです。
ちなみに曇り空でもきちんと日光は体まで届いています。そのため晴れの日だけでなく、午前中のうちに短時間でも散歩する習慣を身に付けましょう。
ちなみに光は人工的なものでも多少の効果があります。日中暗い部屋で過ごさずに、相手室内の光をつけることもお勧めです。
毎日の生活リズムを整える
生活リズムを整えて、毎日起きる時間と眠る時間はそのまま同じ時間帯をキープしましょう。
日照時間が短い冬は、早く起きても室内が薄暗いことも珍しくありません。ついに二度寝しそうになるからこそ、起きたらすぐにカーテンを開け、朝のうちに散歩に行ったりゴミ出しに行ったりと、体内リズムを整えることを常に意識しましょう。
意識してビタミンを取る
また肉や魚といったタンパク質も意識して摂り、糖質だけに偏らない食事が症状を抑えることに役立つのです。
冬季うつがひどいときの対処法
冬季鬱の症状がひどいときには、無理をしないで自分なりにできることをを続けていきましょう。また専門家に頼ってきちんと医師による受診をすることも検討しましょう。
朝起きる楽しみを作る
冬季鬱がひどい時は、まずしっかりと太陽の光を浴びることが有効です。とはいっても、等級内の症状がある中朝起きて外に出る事は心身にも負担がかかります。
そこで朝から光を浴びるために、起きたときの楽しみをつくりましょう。例えば外に出かけてお気に入りのパン屋のパンを買ったり、朝あえてカフェに通ったりして、いつもと違う生活環境を作ってみましょう。
また冬だからこそ朝活を始めて、朝から友達と会うことも自分1人では外に出ることが続かないタイプにもおすすめです。
光療法を受ける
等級の治療方法として、医療では光療法が取り入れられつつあります。光療法とは2500万ルクスの明るい光を照射する治療方法です。1時間ほど光は続けることで、冬の日照不足による体に感じている光不足の解消につながります。
紫外線は出ないため、1時間浴び続けても特に肌や人への影響はありません。
抗鬱剤などの薬物療法に近いほどの効果も報告されており、副作用もほとんどありません。
まとめ
冬季つだんだんと日照時間が短くなっていく秋の終わりから冬にかけて起こりやすいです。無自覚のうちに、睡眠時間が長くなったり、食事内容が糖質型になっていたりしがちです。
どうしてもいつもより長く寝てしまい朝起きれない、いつでもだるいといった症状が続くのなら、まずは外に出て日光をしっかりと浴びましょう。
他にもタンパク質や、ビタミン類を意識して取るなど、糖質に偏らない食生活を取り入れることも有効です。
自分1人では解決できないほど、症状が重いようなら医師による治療を受けて、鬱の症状が悪化しすぎないように対処していきましょう。
投稿者プロフィール
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株式会社 WishLane 代表取締役
一般社団法人包括あんしん協会 代表理事
【資格】
おひとりさま終活士
CFP®(ファイナンシャルプランナー)
終活アドバイザー®
高齢者住まいアドバイザー
家族に恵まれなかった幼少時代の不安と孤独を突破し、今は3世代同居の幸せ家族。
独りで誰にも看取られず亡くなる顧客を何人か見送った。そして幼少の頃の孤独と重なり「孤独で苦しむ人を減らしたい」と熱い想いから、おひとりさま・おふたりさまの支援の実務をスタート。
「お金」「心身」「人」の3要素が環境や年齢とともに一人で自力ではどうにもならない時が訪れます。その時に、私たちが家族のように寄り添うサポート事業を運営。
まt、このような支援が出来る「おひとりさま終活士」の輩出活動中。
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