「エンディングノート持ってます!」
と、最近では手を挙げる方は結構多いです。
でも、書いている人は?との質問に手を挙げる人は1割くらいです。
エンディングノートを購入したり、もらったりして持っている人多くても、全部書いたという人は、実はほとんどいないのが現実です。
そこで、セミナーに参加して聞くだけではなく、実際にその場で書いてもらう講座を行うことになりました。
豊島区でこの講座を行うのは4回目。毎回、区民ひろばという場所で行っていて今回は駒込でした。この場所は豊島区内に26か所あり、各地区の公民館です。区民が集まりレクレーションをしたり、セミナーを受講したり、社会福祉士の方がいるので、時には高齢者や困りごとがある人が生活相談を受けたり出来ます。
常に活発に活動している区民ひろばでの開催のせいか、公募してすぐに参加者はいっぱいになります。
コロナ禍の関係で、一つ椅子を空けての着席ですが、お隣同士で『私はこうするわ~』など、お隣同士で和気あいあいの雰囲気で、エンディングノートを書いて楽しそうでした。
エンディングは暗い!?
豊島区社会福祉協議会が作成しているエンディングノートは、『終活あんしんノート』というネーミングなのでエンディングよりも明るい気持ちでとりかかれるのも、和気あいあいと進められる理由の一つかもしれません。
エンディングというと、『葬儀やお墓』など死んだ時のことでしょう?とよく聞かれます。最期のイメージが強く暗い雰囲気がするので、明るくなれるネーミングもいいと思います。
92歳の女性の方が、『連絡先になってくれる親族や葬儀に来て欲しい友人はみんな亡くなっちゃったわ』とお話しされていました。頭も身体もシャキシャキしていてお元気そうですが、年々環境は変化していくので、都度エンディングノートの見直しや定期的な確認は必要ね。と話されていました。
いま、一緒に書いてみましょう。
エンディングノートを持っていてもなかなか書けないので、実際に書いてみる機会と場所を作る事は必要だと感じました。
「ただただ聞くだけのセミナーよりも楽しかった」とおっしゃっていただけたので、良かったです。
次回の講座は、『生きがいがみつかるエンディングノート作成講座』をお願いしますとの事。
また、ご報告しますね。
投稿者プロフィール
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株式会社 WishLane 代表取締役
一般社団法人包括あんしん協会 代表理事
【資格】
おひとりさま終活士
CFP®(ファイナンシャルプランナー)
終活アドバイザー®
高齢者住まいアドバイザー
家族に恵まれなかった幼少時代の不安と孤独を突破し、今は3世代同居の幸せ家族。
独りで誰にも看取られず亡くなる顧客を何人か見送った。そして幼少の頃の孤独と重なり「孤独で苦しむ人を減らしたい」と熱い想いから、おひとりさま・おふたりさまの支援の実務をスタート。
「お金」「心身」「人」の3要素が環境や年齢とともに一人で自力ではどうにもならない時が訪れます。その時に、私たちが家族のように寄り添うサポート事業を運営。
まt、このような支援が出来る「おひとりさま終活士」の輩出活動中。
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